都心の賃貸マンションで暮らしてきたKさんは、自身の人生設計をするにあたり、マイホームの購入を決意されました。結婚や子育て、転勤の可能性など、未知数の将来を思い浮かべながら選んだ住まいとは? お話を伺いました。

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◆Kさんプロフィール
<名前>Kさん/<性別>男性/<年代(購入時)>30代前半/<職業・業種>公務員・医師/<雇用形態>正社員/<年収>850万円/<家族構成>本人/<勤務地>東京都世田谷区/<通勤時間>20分/<社会人歴>13年/<転職回数>0回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>13年
◆購入物件情報
<物件所在地>東京都新宿区/<物件種別>新築マンション/<最寄りの沿線・駅>JR山手線・西武新宿線・地下鉄東西線「高田馬場」駅など/<最寄り駅までの徒歩分数>6分/<間取り>1LDK/<購入価格>5,500万円/<頭金>200万円/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割/<住宅ローン返済額>月19万円(ボーナス払いなし)/<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>東京都千代田区/<購入前の家賃>16万円/<購入前の間取り>1LDK/
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“保険に入るつもりで”賃貸生活からマイホーム購入へ

JR中央線と都営三田線が乗り入れる「水道橋」駅から徒歩1分のマンションで2年ほど暮らしました。転勤が多い仕事のため、駅近の立地が何よりも魅力。築浅だったことも良かったですね。住み心地は悪くなかったのですが、高速道路が近いので自動車の音が少し気になりました。また、当時は外食が中心だったのですが、駅から自宅までの間に飲食店が少ないことも気になりました。
マイホームの購入を考えた理由は、持ち家があれば「転勤について考慮して貰えるのでは?」と思ったから。また、掛け捨ての生命保険に入るよりも、住宅を購入して団体信用生命保険に入った方が、将来的に所帯を持ったとしての資産が遺せる安心感もありました。リスクヘッジの意味合いも大きかったですね。

自宅にいるときはほとんどリビングで過ごすというKさん。「この正面にテレビやソファを置くレイアウトが一般的だと思うのですが、プリンターや本棚をまとめて書斎のような趣に。作業スペース兼食事もとれる場所として、使い勝手が良く気に入っています」。

自宅にいるときはほとんどリビングで過ごすというKさん。「この正面にテレビやソファを置くレイアウトが一般的だと思うのですが、プリンターや本棚をまとめて書斎のような趣に。作業スペース兼食事もとれる場所として、使い勝手が良く気に入っています」。

利便性を重視。資産価値を意識した物件探し

都内の好立地にある物件を選べば、物価が上昇しても資産価値が下がりにくいとも考えていました。結婚をしたり、子どもが生まれたりして住み替えが必要になったとしても、希望額ですぐに借り手がつくと判断しました。そこで、山手線エリアで駅から徒歩10分以内、複数路線が使えて人が多く集まりそうな立地を条件としました。できれば免震構造が希望でしたね。インターネットで検索をしてみたところ、条件に合う住戸は数えるほどしかありませんでした。モデルルームまで足を運んだのは品川や池袋など4軒。最終的には池袋と高田馬場で迷いました。どちらも同じ大手不動産会社が手掛ける高層・免震マンションだったため、立地意外の条件はほぼ同じでした。
交通の便としては、ターミナル駅である池袋に軍配が上がりましたが、希望していた1LDKの間取りが少なく、購入価格も500万円ほど高め。街の雰囲気としても、賑やかな池袋に比べ、高田馬場は戸山公園など自然と触れ合えるスポットがあります。文教エリアということでイメージが良かったです。また、物件の隣にオフィスビルが建つと聞きました。万が一、転勤が決まり住み替えが必要になっても、隣のオフィスで働く方が短期で借りてくださるのではないかという思惑もあり、高田馬場のマンションに決めました。

ベランダからの眺望はご覧のとおり。「撮影時に霧が出ていたため視界が良くなかったのですが、斜め方向に視界が開けています。都内の名所が見える日もありますよ」。

ベランダからの眺望はご覧のとおり。「撮影時に霧が出ていたため視界が良くなかったのですが、斜め方向に視界が開けています。都内の名所が見える日もありますよ」。

オプションは利用せず、最低限のコストで購入

今回の住宅購入で、値下げ交渉は特にしませんでした。その代わり、勤務先の福利厚生として、購入した物件の建物部分に対して1%分の補助がありました。都心のマンションなので、金額の大部分を土地代が占めているため、大きな額ではありませんが……。また、購入に向けた話し合いをする中で、契約手付金を従来よりも少額で対応していただいたこともありました。支払額が減る訳ではないのですが、有り難かったですね。1LDKの限られた間取りですので、オプションなどは一切つけず、最低限のコストで購入しています。
私が購入を考えた時点で、半分くらいの住戸が売却済みの状態。空いている住戸の中で1LDK、かつ予算内の住戸を申し込みました。当初は15階を購入予定でしたが、全く同じ価格でもう少し上の階にキャンセルが空いたことを教えていただき、変更することができました。

寝室は天井が高く、ゆったりとした空間。普段は引き戸を開けてリビングと一体の空間として、来客時は閉めて生活感を隠せる。「空間にゆとりがあるからか、よく眠れるようになった気がします」。寝室にはトレーニングマシンも設置し、毎日利用しているそう。

寝室は天井が高く、ゆったりとした空間。普段は引き戸を開けてリビングと一体の空間として、来客時は閉めて生活感を隠せる。「空間にゆとりがあるからか、よく眠れるようになった気がします」。寝室にはトレーニングマシンも設置し、毎日利用しているそう。

「元金均等返済」で返済総額を抑える

住宅ローンは、元金が均等に減るため元利均等返済と比べて返済総額を抑えられる「元金均等返済」にこだわりました。確実に元本を減らしたかったんです。月々の返済額がだんだん減っていく方式ですので、はじめの支払い負担が大きいですが、それでも無理なく払える範囲内の物件を買いたいと思いました。
固定金利・変動金利を問わず、販売会社から紹介された提携先の銀行数社と、自分で調べて候補に加えたアルヒ株式会社を比較。アルヒさんのことは、インターネットの比較サイトで知りました。自分でもシミュレーションをして無理なく返済できそうだと感じたこと、キャンペーン中で金利も抑えられていたことが決め手となって選びました。
アルヒさんから、「金利が高い変動分から優先的に返済をしては?」と薦められ、既に50万円ほど繰り上げ返済しました。今後も余裕があれば、繰り上げ返済を続けたいと思いますが、結婚をしたらお金の動きが変わると思いますので、余力は残しておきたいですね。

生ごみディスポーザーや食洗機などの設備がコンパクトにまとまった、機能的なキッチン。「ちょっと野菜を炒めるだけでも生ごみが出ますから、処理がしやすいとラク。狭いながらも使い勝手が良く、料理をする機会が各段に増えました。カウンターの向かいに配置したデスクがダイニングテーブル代わりで、作ってすぐに食べられます」。

生ごみディスポーザーや食洗機などの設備がコンパクトにまとまった、機能的なキッチン。「ちょっと野菜を炒めるだけでも生ごみが出ますから、処理がしやすいとラク。狭いながらも使い勝手が良く、料理をする機会が各段に増えました。カウンターの向かいに配置したデスクがダイニングテーブル代わりで、作ってすぐに食べられます」。

家事がしやすく休息が取りやすいくつろぎの家

新居は40平米少々の1LDK。住宅ローン減税の恩恵が受けられないことだけが残念ですが、1人暮らしには十分な広さです。ワイドスパンで天井が高いので実面積以上に広く感じ、とても寛げます。マンションを購入する際は、天井高もチェックすべきだと感じましたね。
家事がしやすくなったことも大きいです。二重床・二重天井なので、夜間に洗濯機を回したり、掃除機をかけたりしても、音漏れの心配が少なく、近所迷惑になりません。ガスの浴室乾燥機が付いているので、室内干しがしやすく、ガスなので光熱費もあまり掛からなくなりました。また、24時間いつでも、フロアごとにゴミ捨てができるシステムも便利です。実は、家族も同じ不動産会社が手掛ける物件を購入したのですが、ゴミ捨てのために1階まで行かなければならず大変そうなんです。ゴミ箱がいっぱいになった日には、出勤時のエレベーターを待っている時間にササッとごみ出しができます。
効率的に家事ができるので、睡眠時間を削らず、ゆったりと休めるようになりました。疲れがよくとれるので、翌日の仕事も頑張れます。自炊をする機会が増え、健康的な毎日を送れるようになりました。

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