長年名古屋で暮らしてきたMさんは、職場が大阪になったタイミングで奈良県香芝市へ引っ越しました。縁もゆかりもなかった土地でなぜ暮らし始め、定住の地として選んだのか、こだわりの家づくりや現在の暮らしも含めて、お話を伺いました。

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◆Mさんプロフィール
<名前>Mさん/<性別>男性/<年代(購入時)>20代後半/<職業・業種>営業・貿易/<雇用形態>正社員/<年収>450万円/<家族構成>夫婦+子ども1人/<勤務地>大阪府大阪市北区/<通勤時間>60分/<社会人歴>8年/<転職回数>2回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>2年
◆購入物件情報
<物件所在地>奈良県香芝市/<物件種別>新築注文戸建て/<最寄りの沿線・駅>近鉄大阪線「二上」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>12分/<間取り>4LDK/<購入価格>3,000万円/<頭金>200万円/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)/<住宅ローン返済額>月7万5,000万円(ボーナス払いあり6万円)/<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>奈良県香芝市/<購入前の家賃>7万5,000円(駐車場代5,000円)/<購入前の間取り>3LDK/
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名古屋の中心部から、奈良県のベッドタウンへ

実家がある、愛知県名古屋市中村区で暮らしてきましたが、結婚と同時に現在の会社へ転職。奈良県香芝市へ引っ越しました。新しい職場は大阪ですが、ずっと都会で暮らしてきましたので、気忙しいところよりも、落ち着いて休日を過ごせるのどかな場所で暮らしたかったんです。親友が学生時代、香芝市に通っていたことがあり、「いい場所だよ」と教えてくれたこと、高速道路も近鉄も利用しやすく、夫婦どちらの実家にも帰りやすい立地であることからこの地を選びました。実際に暮らしてみても、落ち着いて子育てができそうな、緑が豊かな環境が気に入りましたね。
最初の半年間は単身赴任で、毎週末に名古屋へ帰る生活を繰り返していました。しかし、今後は転勤の可能性がほとんどなさそうだと判断。妻を呼び寄せ、2年近く暮らしました。

戸建て暮らしで、昔からの夢を叶えたい

当時の家賃は、駐車場を含めて8万円。このまま暮らし続ければ、10年後には1,000万円近くの出費となります。考えれば考えるほど「マイホームを購入した方が良いのでは?」と感じるようになりました。
夫婦ともに戸建て願望が強かったので、購入するなら戸建てしか考えられませんでした。共有スペースの占める割合が大きいマンションよりも、自分たちの空間が欲しかったですし、庭いじりができる環境で暮らしたいと思いましたね。また、昔からの夢である趣味部屋を作りたかったので、そういった面でも、マンションは難しいと思いました。

柱と柱の上部に制震ダンパーを設置。「建築中から毎週のように足を運び、しっかり施工されているかチェックしました」。

柱と柱の上部に制震ダンパーを設置。「建築中から毎週のように足を運び、しっかり施工されているかチェックしました」。

二上山を臨む眺望に惹かれ、建築条件付きの土地を購入

まずは「最寄り駅まで15分以内」「大通り沿いではなく、車庫の出入りがしやすい立地」を条件に土地探しを開始。土地勘があまりないので、勉強をしながら探す日々でした。エリアの特性として、最寄り駅までバスで通うような分譲地が多く、条件に合う物件は数軒しかありませんでした。
購入を決めたのは、新聞を取り始めた頃に、たまたま広告が入っていた建築条件付きの土地。見学へ行くと、条件をすべて満たしているだけでなく、二上山を臨む眺望も楽しめることが分かりました。縁を感じましたね。販売元は、地元で歴史がある工務店。営業職の私から見ると、お世辞にもセールスが上手とは言えず、受け身な印象でした。本当は、もっとプロの視点で提案をして欲しかったのですが……。ゆっくりと時間をかけて、親身に対応してくださったところが良かったですね。
縁もゆかりもなかった奈良県で家を買うことに、親戚中がびっくりしていましたが、購入を決定。値下げ交渉をして、工期を少し待つ代わりに、3,200~3,300万円のところを3,000万円に値下げ。更に制震用ダンパーやカーテンレール、カーテン、ちょっとした収納棚などを交渉してサービスしてもらいました。

2階の階段を上がってすぐの場所に室内物干しを設置。賃貸物件で暮らしていた時に設置されていて、とても便利だったそう。「急な雨が降り出した時の取り込みや、外干しをする前の一時置きに重宝しています。除湿機を置けば乾かすのもラクなので、絶対に取り入れたいと思っていました」。

2階の階段を上がってすぐの場所に室内物干しを設置。賃貸物件で暮らしていた時に設置されていて、とても便利だったそう。「急な雨が降り出した時の取り込みや、外干しをする前の一時置きに重宝しています。除湿機を置けば乾かすのもラクなので、絶対に取り入れたいと思っていました」。

ハウスメーカーから学んだ知識を家づくりに活かす

同時並行で、大手ハウスメーカーの工場見学ツアーに参加。様々な知識を学びましたし、間取りも提案してもらったのですが、理想の家を作ろうとすると5,000万円、グレードを落としても4,000万円かかる見込みでした。趣味の旅行を楽しみたいし、子育てにもお金がかかることを考えると、諦めるしかありませんでした。でも、1.4mまでの天井高であれば容積率に含まれない空間を作れることをそこで学び、理想のロフトがある家を作ることに繋がりました。

2階の夫婦の寝室からハシゴで上った、2.5階部分の趣味室。模型や海外の土産などを飾っている、大人の隠れ家だ。「子どもの頃から模型を集めるのが大好きで、コレクションがたくさんあります」。

2階の夫婦の寝室からハシゴで上った、2.5階部分の趣味室。模型や海外の土産などを飾っている、大人の隠れ家だ。「子どもの頃から模型を集めるのが大好きで、コレクションがたくさんあります」。

工務店の紹介で住宅ローンの借入先を決定

住宅ローンに関しては、工務店さんの紹介で、アルヒ株式会社にお願いしました。私の性格的に変動金利には抵抗があり、固定金利ありきで考えていたのですが、銀行で固定金利を選ぼうとすると金利が高かったですし、アルヒさんは調べてみるとシェアナンバーワンとのこと。口コミも多く、「ここなら大丈夫」と納得できました。
審査が通るかどうかは、正直不安でした。と言いますのも、転職から2年しか経っておらず、インターネット上で「3年以上働いた実績がないと審査で厳しい判断をされる」という記事を目にしたんです。ただ、同業種でスキルアップのために転職しましたし、年収も100万円ほど上がっていたので、何とかなると判断。携帯電話や自動車を購入する際にローンを組んでおらず、クレジットカードの延滞などもなかったからか、すんなりと貸していただけました。

玄関アプローチは、様々な石の種類や形状などを比較して、おしゃれで目を引くようなデザインを研究。曲線を描き、やわらかな雰囲気を演出したところがMさんのこだわりだ。「帰宅時や出かける時に、このアプローチを見るとテンションが上がります(笑)」。

玄関アプローチは、様々な石の種類や形状などを比較して、おしゃれで目を引くようなデザインを研究。曲線を描き、やわらかな雰囲気を演出したところがMさんのこだわりだ。「帰宅時や出かける時に、このアプローチを見るとテンションが上がります(笑)」。

借り換えで総返済額を400万円以上減額

つい先月、借り換えを実行しました。このところ金利が低くなっていることは知っていましたが、借り換えについて調べたり、手続きをしたりすることを面倒に感じていたんです。アルヒさんから案内をいただいたことをきっかけにシミュレーションを行い、借り換えた方がお得だと気づきました。総返済額を3,400万円から3,000万円弱まで減らすことができ、司法書士さんには、「いい条件で借り換えましたね」と声を掛けていただきました。借入時の優遇金利と比較して0.6%弱の金利差で、返済額がこれだけ変わることに驚きましたね。月々の返済額も5,000円、ボーナス払いは1万円ほど負担が軽くなりました。
今後は50台半ばの完済を目標にしています。遅くとも、60歳には返済を終えたいですね。

キッチン横のマガジンラックは、工務店でカタログを眺めていた時に見つけたもの。「リビングで意外と置き場に困るのが雑誌や新聞、書類です。マガジンラックがあるとおしゃれだなと思ってお願いしました。上部にはワインを立てて飾っています」。

キッチン横のマガジンラックは、工務店でカタログを眺めていた時に見つけたもの。「リビングで意外と置き場に困るのが雑誌や新聞、書類です。マガジンラックがあるとおしゃれだなと思ってお願いしました。上部にはワインを立てて飾っています」。

家族もゲストも絆が深まる住まい

新居の間取りは4LDK。ロフトやウォークインクロゼットを作って貰いましたので、収納力が抜群です。間取りもじっくりと考えてプランニングしていますので、自分たちの思い描いた生活動線で暮らせるので、寝室へ行くにも、トイレへ行くにもストレスフリー。リビング階段で家族と顔を合わせるひとときも幸せです。家にいる時間が間違いなく長くなりましたね。
友人も家に呼びやすく、芝生でバーベキューをするのが楽しいですね。家をベースに交流を深めています。時間もお金もかかりましたが、注文住宅を建てて良かったです。

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