大阪府堺市「堺」駅近くの中古マンションを購入したKさんは、リノベーションを行うことで、デザインも間取りも一新しました。頭の中で思い描いた空間を、限られた予算でどのように実現したのか、お話を伺いました。

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◆Kさんプロフィール
<名前>Kさん/<性別>男性/<年代(購入時)>40代前半/<職業・業種>営業・総合商社/<雇用形態>正社員/<年収>550万円/<家族構成>本人/<勤務地>大阪府堺市堺区/<通勤時間>徒歩15分/<社会人歴>20年/<転職回数>4回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>5年
◆購入物件情報
<物件所在地>大阪府堺市堺区/<物件種別>中古マンション/<最寄りの沿線・駅>南海本線「堺」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>6分/<間取り>3LDK/<購入価格>1,980万円/<頭金>100万円/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割/<住宅ローン返済額>月9万円(ボーナス払いなし)/<住宅ローン返済期間>20年/<引っ越し前の所在地>大阪府堺市堺区/<購入前の家賃>6万円/<購入前の間取り>1LDK/
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住み慣れたエリアでの物件探し

転職のタイミングで、大阪府堺市堺区にある賃貸マンションへ引っ越し。5年ほど暮らしました。築25年程度の物件でオートロックもついていませんでしたので、快適とはいきませんでしたが、会社まで徒歩圏内の立地が便利でした。
住み続けているうちに「ずっと家賃を払い続けるよりも、購入したほうが得なのでは?」と考えるようになりました。最寄り駅にも勤務先にも近い前居の近くを中心に、インターネットでマンションを検索。新築・中古を問わず「できれば南向きの角部屋」「70平米程度」「ベランダにスロップシンク(水道)あり」「浴室に窓あり」といった条件で探しました。予算は、築浅の中古物件の周辺相場が2,000万円程度でしたので、2,000万円+リフォーム代の想定で考えていましたね。

内装全体はモノトーンですが、唯一使う色として「ブルー」をコンセプトカラーにしました。玄関の収納扉にはアイアン塗料を塗り、鉄の取手を取り付けた。床には60cm四方の大判タイルを敷設している。「色と質感が気に入って選びました」。 ブルーの鏡面仕上げのタイルが珍しい感じがして選びました。コンセプトのブルーは他に室内ドアと収納扉に取り入れています。

内装全体はモノトーンですが、唯一使う色として「ブルー」をコンセプトカラーにしました。玄関の収納扉にはアイアン塗料を塗り、鉄の取手を取り付けた。床には60cm四方の大判タイルを敷設している。「色と質感が気に入って選びました」。
ブルーの鏡面仕上げのタイルが珍しい感じがして選びました。コンセプトのブルーは他に室内ドアと収納扉に取り入れています。

インターネット検索で見つけた最上階の角部屋を購入

「いい物件ならすぐに売れてしまうはず」と考えていたため、インターネット検索の際は新着情報を中心にチェックしていました。見学に至ったのは、前居のすぐ近くにある2軒のみ。うち1軒は4階で「もう少し上の階がいいかな」と感じたので購入には至らず。もう1軒は最上階の角部屋で、スロップシンク(ベランダ蛇口)も設置されていました。他にも購入希望者が何人もいる状況でしたので、すぐに購入を決めました。

かねてから、やわらかな光をもたらすガラスブロックが好きだったというKさん。「普段はあまり値引きのないメーカーがアウトレット価格で販売していたので、施主支給しました」。今回のリノベーションは、どの場所にいても自然光が入るようにというのが理想でしたので、ガラスブロックの多用で玄関から、寝室、トイレに至るまでほぼ理想の明るさで自然光を取り入れることができました。

かねてから、やわらかな光をもたらすガラスブロックが好きだったというKさん。「普段はあまり値引きのないメーカーがアウトレット価格で販売していたので、施主支給しました」。今回のリノベーションは、どの場所にいても自然光が入るようにというのが理想でしたので、ガラスブロックの多用で玄関から、寝室、トイレに至るまでほぼ理想の明るさで自然光を取り入れることができました。

住宅ローン減税の恩恵を受けながら返済中

住宅ローン会社は、不動産会社に紹介して貰ったアルヒ株式会社を選びました。他社は検討しませんでしたね。はじめの住宅購入ですので、審査が通るのか不安でしたが、特に問題はありませんでした。
今後10年間は住宅ローン減税があるので、確定申告をすれば税金が戻ってきます。その期間中は、ゆっくりと返済をする予定です。まとまった資金が入ることがあれば、ゆくゆくは繰上げ返済も検討したいですね。

浴室と一続きの洗面所。床と壁はモザイクタイル張りに。ガラス扉を設置し、一体感を強調した。洗濯機はドイツのメーカーを採用している。「将来的に買い換えの必要が生じても、サイズ規格が変わらないミーレ社を選びました」。浴室内も全てモザイクタイルを貼る在来工法の浴室施工は昨今では採用しない(規定的にできない)ケースがほとんど。管理組合にダメモトで工務店さんが掛け合ってくれ、結果OKをもらったこだわりの浴室です。今回最も費用と時間がかかった箇所でもあります。 タイル張りの浴室はカビが懸念されましたが、その為に浴室に窓のある物件を探していたので、ここでは浴室窓が大きな意味を持ちます。そして窓からは昼間でも洗面スペースまで自然光が届きます。

浴室と一続きの洗面所。床と壁はモザイクタイル張りに。ガラス扉を設置し、一体感を強調した。洗濯機はドイツのメーカーを採用している。「将来的に買い換えの必要が生じても、サイズ規格が変わらないミーレ社を選びました」。浴室内も全てモザイクタイルを貼る在来工法の浴室施工は昨今では採用しない(規定的にできない)ケースがほとんど。管理組合にダメモトで工務店さんが掛け合ってくれ、結果OKをもらったこだわりの浴室です。今回最も費用と時間がかかった箇所でもあります。
タイル張りの浴室はカビが懸念されましたが、その為に浴室に窓のある物件を探していたので、ここでは浴室窓が大きな意味を持ちます。そして窓からは昼間でも洗面スペースまで自然光が届きます。

大工の腕や施主支給の可否を基準にリフォーム会社を選択

リフォーム会社は、認知度が高い大手よりも、広告費用をかけずに一人一人の顧客と向き合ってくれる地元の工務店さんにお願いしたいと思っていました。3~4社で相見積もりを取った中で、店舗内装もされている会社さんに依頼を決定。実際に手がけた店へ足を運び、塗装などの仕上げを見て“職人技術”を感じて決断しました。また、施主支給できる会社という点もポイントでした。実際に、ガラスブロックやアイアンのパーテーション、タンクレストイレなどは自分で手配をさせてもらいました。

Kさんが以前からイメージを温めていたという、バロックモチーフのアイアンのパーテーションを採用。「設置場所はキッチンの前と洗面所の脇を指定。3枚入れてもらいました」。手前の黒い柱は旧間取りのキッチンを解体した際の配管で、これは崩せない箇所でしたので玄関扉でも採用したアイアン塗料を塗りモチーフとして生かしました。植物をハンギングしたりするのに便利で、以外と邪魔にはなりません。

Kさんが以前からイメージを温めていたという、バロックモチーフのアイアンのパーテーションを採用。「設置場所はキッチンの前と洗面所の脇を指定。3枚入れてもらいました」。手前の黒い柱は旧間取りのキッチンを解体した際の配管で、これは崩せない箇所でしたので玄関扉でも採用したアイアン塗料を塗りモチーフとして生かしました。植物をハンギングしたりするのに便利で、以外と邪魔にはなりません。

デザインも間取りも思いのまま

リフォーム内容は、自分の中でデザインイメージを明確に持っていましたので、施工例写真を持ち込み「同じようなデザインにして欲しい」とお願いしました。和室をなくしたり、洗面所の仕切りをなくしたりといった間取り変更をはじめ、デザインや使用する設備・素材についてもたくさんの希望を出しました。例えば、あまり料理をしないので、キッチンは敢えて壁付きにして、リビングをできるだけ広く使えるようにしてもらいました。コンクリートの天井は躯体を剥き出しに。断熱材が露出してしまった箇所だけグレーで塗装しています。
工務店さんとは毎日密に連絡を取っていましたので、リフォームの進行はスムーズでした。奇抜な要望が多い中で、苦労をさせてしまったと思いますし、リフォーム費用は当初の予算を200万円ほどオーバーし、700万円ほどかかってしまいましたが(苦笑)、イメージ通りの家が完成しました。

トイレの壁にもガラスブロックを入れ、窓のない空間でも光を感じられるように配慮した。トイレの横には元々和室の押入れがあったが、現在は収納として活用。収納の上にはロフトスペースも。トイレや寝室の扉は量産品の室内扉にトリムを貼り、ブルーで塗装し、空間を引き締めている。このトイレを含め、どの場所にいても昼間の自然光が入る空間造りが実現しました。トイレ内の壁には鏡を貼り、更に明るくさせ広く感じるようにもしました。

トイレの壁にもガラスブロックを入れ、窓のない空間でも光を感じられるように配慮した。トイレの横には元々和室の押入れがあったが、現在は収納として活用。収納の上にはロフトスペースも。トイレや寝室の扉は量産品の室内扉にトリムを貼り、ブルーで塗装し、空間を引き締めている。このトイレを含め、どの場所にいても昼間の自然光が入る空間造りが実現しました。トイレ内の壁には鏡を貼り、更に明るくさせ広く感じるようにもしました。

これからも、自分好みのデザインを追求できる家

新居は3LDK。1LDKから引っ越しましたので、かなり広くなりました。その分、少し掃除が大変になりましたが、光熱費があまり変わらず、始めは驚きましたね。LED照明に変えたり、最新式のエアコンを入れたりしたことが大きかったのかもしれません。
今後は、予算の関係で手が回らなかったロフトの階段を設置したいです。
階段はバロックモチーフのアイアンのパーテーションと同デザインの手摺りを用いたものをと考えています。完成すればこの家のリビングを最も惹きたてる象徴的な箇所になると思います。あとは床を無垢フローリングに張り替えたりしたいと思っています。ウォールナットを敷設できればいいのですが、高級品ですから、古材でもいいかなと思っています。現在は、時間があればインターネット検索で情報収集をする毎日です。

オールステンレスのキッチンはデザインと価格を重視してチョイス。「システムキッチンは入れたくなかったのでインターネットで探したところ、10万円と抑えた価格でスタイリッシュなものが見つかりました」。冷蔵庫もステンレス製で揃えている。収納をかなり減らしたのもこの今回のリノベーションの特徴のひとつで、ミニマニストに学ぶ、物は必要最小限を意識して生活感のない雰囲気作りを心がけています。

オールステンレスのキッチンはデザインと価格を重視してチョイス。「システムキッチンは入れたくなかったのでインターネットで探したところ、10万円と抑えた価格でスタイリッシュなものが見つかりました」。冷蔵庫もステンレス製で揃えている。収納をかなり減らしたのもこの今回のリノベーションの特徴のひとつで、ミニマニストに学ぶ、物は必要最小限を意識して生活感のない雰囲気作りを心がけています。

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