都営住宅で暮らしていたFさんは、娘さんの小学校入学を前に、マイホームの購入を決意されました。ご希望は、子育てがしやすいことはもちろん、車椅子生活にも配慮した物件。どのような住まいにたどり着いたのか、お話を伺いました。

◆Fさんプロフィール <名前>Fさん/<性別>男性/<年代(購入時)>30代後半/<職業・業種>SE・情報通信/<雇用形態>正社員/<年収>450万円(収入合算・妻300万円)/<家族構成>夫婦+子ども2人/<勤務地>東京都千代田区/<通勤時間>60分/<社会人歴>19年/<転職回数>2回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>1年5ヶ月/※インタビュー内容は奥様にお伺いしました。

<物件所在地>東京都府中市/<物件種別>中古マンション/<最寄りの沿線・駅>南武線「府中本町」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>4分/<間取り>3LDK/<購入価格>3,850万円/<頭金>なし/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割/<住宅ローン返済額>月14万5,000円(管理費込み・ボーナス払いなし)/<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>東京都府中市/<購入前の家賃>3万2,000円/<購入前の間取り>3LDK/

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<前編>

都心から、職場に近い府中市の都営住宅へ

都営新宿線「曙橋」駅と都営大江戸線「若松河田」駅の中間あたりに位置するマンションで、10年近く暮らしてきました。利便性の高い立地でしたが、2人の子どもたちが保育園へ通う時期に入ると、保育園から呼び出しを受ける機会が増加。立川の職場から向かうには遠いことがネックでした。
そこで、私の職場に近い府中市へ引っ越すことに。ちょうど夫が仕事を辞めたタイミングでしたので、都営住宅に当選。京王線「分倍河原」駅から徒歩10分くらいの立地で、2年弱暮らしました。当初は家賃が3万円少々と破格でしたが、すぐに夫の転職先が決定。収入のアップに従い、近い将来に家賃が上昇することは確実でした。

子育て環境の改善とバリアフリー化を目指して

マイホームは、以前から欲しいと考えていました。前居では、子どもが走り回って足音を響かせる度に叱らなければならないことがストレスでしたね。長女が小学校へ上がる前に、定住先を見つけたいと思いました。また、夫が車椅子を利用していますので、バリアフリー住宅にリフォームをする前提で、家探しが始まりました。

リビングの先はサンルーム。片隅に着物をしまうタンスが一竿ぴったりと入ったため、夫人の着物部屋にしましたと言う。「呉服屋に勤めているので着物の収納は欠かせません。自分だけの空間ができたようで嬉しいです」。

リビングの先はサンルーム。片隅に着物をしまうタンスが一竿ぴったりと入ったため、夫人の着物部屋にしましたと言う。「呉服屋に勤めているので着物の収納は欠かせません。自分だけの空間ができたようで嬉しいです」。

 

独自の視点で始まった家探し

マイホームは始めから、中古マンションに限定して探しました。車椅子で出入りがしやすい広さと、1階の住戸であることを第一に考えました。車椅子での移動は雨の日に傘をさせませんので、通勤がしやすいよう、最寄り駅から5分以内の立地も希望でした。エリアは、京王線と南武線が交差している「分倍河原」駅の南側を中心に検討。車通りの多い国道20号線近くや、街灯が少ないエリアは極力避けました。
インターネットで検索をして、気になる物件を紹介していた不動産会社に連絡。売買だけではなく、バリアフリーリフォームまでワンストップでお任せできる会社を探しました。トイレや浴室など、各居室の間口を広げ、車椅子が通れるようにする必要がありましたので、購入前にリフォームができる物件かどうかを判断する必要がありました。

洗面所の下部は、購入時から空いていた。車椅子でも利用がしやすいそう。「浴室の入り口を折れ扉にする際、収納をひとつ撤去。その分広くなりましたので、ゆったりとして使いやすいです」。

洗面所の下部は、購入時から空いていた。車椅子でも利用がしやすいそう。「浴室の入り口を折れ扉にする際、収納をひとつ撤去。その分広くなりましたので、ゆったりとして使いやすいです」。

 

ワンストップで頼める不動産会社との出会い

息子を出産する前、産休期間を活用してリフォーム会社を探しました。苦労しましたが、結果的には仲介手数料半額、自然素材を使ってこだわりの家を建ててくれる不動産と出会うことができました。もう1社、新宿の不動産会社も良かったのですが、立川に店舗があるので通いやすく、営業担当の方が話しやすかった前者に依頼を決定。その場で条件に合う物件をいくつか紹介してくれたスピード感も良かったですね。

備え付けのダイニングテーブルを利用し、すっきりとした印象のリビングダイニング。「壁際の収納には、仕事関係の本や娘関連の書類、おむつ、薬、アルバム、プリンターなどを収めています」。

備え付けのダイニングテーブルを利用し、すっきりとした印象のリビングダイニング。「壁際の収納には、仕事関係の本や娘関連の書類、おむつ、薬、アルバム、プリンターなどを収めています」。

 

リノベーション済み物件の購入で出費を最小限に

その後、自分で気になる物件を見つけたので、不動産会社さんと一緒に見学へ。1軒目は前居に近く、よく知っているエリアでした。築10年弱と比較的新しいところは良かったのですが、細かく仕切られた間取りのため、大規模なリフォームが必要でした。また20号線が近い立地もネックになりました。
購入を決めたのは、静かな住環境でありながら駅近、83平米もの広さが魅力のリノベーション済み物件。配管交換などが済んでいるため、最小限のリフォームで済みそうでした。府中市の障がい者対象の住宅改修助成金により86万円程度の補助が出るのですが、それに近い金額でリフォームができそうだということも確認。夫も、「ここならいいね」と言ってくれました。

トイレは折れ扉に交換。「リフォーム部分は全て白で統一し、手すりをつけてもらいました。夫だけでなく子ども達も使いやすそうです」。

トイレは折れ扉に交換。「リフォーム部分は全て白で統一し、手すりをつけてもらいました。夫だけでなく子ども達も使いやすそうです」。

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