人材ソリューションサービスを提供するジーニアスは、同社が運営するアクティブシニアのための転職情報サイト「シニア活用.com」に登録し、転職活動を行っているシニア世代(55歳以上)50名に“シニア世代の就職活動における意識調査”を実施した。

2015年の65歳以上の高齢者就業率は21.7%となっている。60~64歳の男性に限ると75.5%の人が現役で仕事を行っているが、65歳以上になるとその数は41.5%と5割以下に減少する。公的年金の受給が実質65歳に引き上げられたことが、高齢者の就業率に大きく影響していることが分かる。

「定年後に働きたい時間は?」という質問では、“週5日8時間”という現役時代と同じ勤務スタイルを希望する人は3割にとどまった。多くのシニア世代は、“週に2、3回の勤務”または“週5日の勤務であれば6時間以内の短時間勤務”とペースを落とした働き方を望んでいることが分かった。

「定年後にお仕事をする目的は何ですか?」という質問では、「自分の経験や能力を活かしたいから」62%、「社会とのつながりを維持したいから」58%という回答が、「現在の生活のため」46%を上回っており、収入よりもやりがいを求めている人が多い結果になった。

「現在行っている就職活動について」の質問では、「インターネットで情報収集」78%、「求人情報サイトに登録」54%と、積極的にインターネットを活用していることが分かった。また「人材紹介会社に登録」が44%と多く、「ハローワークを利用」20%を大きく上回る結果になった。しかし、積極的な求職活動を行っても年齢で差別され、選考にすらたどり着けないという意見が多く見られた。独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構の調査では、今後の企業の定年年齢について、0.6%が「廃止する」、43%が「引き上げを検討」、残りの約5割は「現状維持」という結果となっており、定年後もシニアが働きやすい仕組みを作ることが求められている。

データで見るシニア活用についてはこちら
https://www.seniorkatsuyou.com/guide/data/

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