「人生の中で一番高い買い物は何ですか?」という質問に、「家やマンション」と答える方は多いのではないでしょうか。一般的に住宅購入をする際は自分の年収を考慮して、長期間の住宅ローンを組む人が多いでしょう。しかし、いろいろと予想外のことが起こり、年収が変動してローンの返済に影響がでているという人もいるのかもしれません。そこで今回、住宅を購入した後に、年収に変化が生じているかアンケートをとってみました。

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【質問】
住宅購入後の年収の増減について教えてください

【回答数】
増えた:29
減った:32
変わらない:39

年収は変わらずとも生活が苦しいと感じている人は多い?!

【変わらない】と回答した人のコメント

・住宅を購入しても特に変わる要素がなかったですし、メリットもデメリットもないですね。(30代/女性/会社員)

・フリーランスのため、年により多少の増減はありますが昇給などとは無縁であり、ほぼ一定しています。収入は変わりませんが、確定申告時に「住宅借入金等特別控除」が適用されるので、課税される所得は低い金額になり、税金が安くなりました。(50代/女性/自営業(個人事業主))

・変わらないですね。これといってデメリットもないですし、快適です。(40代/男性/自営業(個人事業主))

・いろいろと支払いがある中で、年収が変わらないので、支払いが辛いところだ。(30代/男性/会社員)

・妻が産休・育休に入った為、年収減になったが夫は昇格し世帯収入はおおよそ変わらず。年収増を見込んで繰り上げ返済をして行くつもりだったが、支出を抑えることで対応。共働き前提でローンを組んでいるので暮らし方の工夫が必要。(30代/女性/会社員)

・支払いがいろいろと増える中で、家の年収が増えていかないので困ってるところです。(20代/女性/会社員)

・年収には変化はないが、ローン返済が生じてくるので生活費はじめ、予期せぬ出費などに関しても大幅な見直しが必要となってきた。(40代/女性/自由業・フリーランス)

「変わらない」と回答した人の中には、年収が変わらず、満足して暮らしている人もいれば、年収が変わらなかったことで生活が苦しいと回答している人もいました。住宅購入で住宅ローンを利用すれば、大きな借金を背負うことになります。年収に対して、無理なく返済できる金額でローンを組んでいる人と借り入れできるだけ借り入れた(借り入れ限度額ギリギリまで借りた)人とで、住宅購入後の生活も変わってくるのかもしれません。

年収の減少は外的要因、増減は個人のモチベーション?!

【減った】と回答した人のコメント

・会社の業績悪化により、手当やボーナスが削減された。その影響で普段の生活費を削減しなければならなくなった。(30代/男性/会社員)

・住宅を購入後、会社の経営が傾き、年収が減少した。 その為、月々の住宅ローン返済が大変になり、小遣いも自然と減少してしまった。(30代/男性/士業(弁護士・会計士など))

・賃貸に住んでいたときは会社から家賃補助がでていましたが、住宅購入後は補助がでなくなったので、その分収入は減りました。(40代/男性/会社員)

・給料が年々下がってきたからです。デメリットは繰り上げ返済ができなくなったことです。(40代/男性/会社員)

・職業を変えたことで年収が減りました。生活費が以前より苦しくなったことはありますが、庭で子供が自由に遊べるので休日の外出が減りました。(30代/男性/会社員)

【増えた】と回答した人のコメント

・住宅購入という大きな出来事(支出)を抱え、モチベーションも自然と上がり、それが仕事へとつながった結果だと思います。(30代/女性/会社員)

・夫婦で共働きですし、年々昇給などもあるので住宅購入後も年収は増え続けています。(20代/女性/会社員)

・私が働くようになったことと夫の年収が段階的に上がってきたので。(40代/女性/自営業(個人事業主))

・会社の給与のベースアップにより、年収がアップしました。住宅購入後に年収がアップしたことで、繰り上げ返済がよりしやすくなり、完済まで近くなりそうなことがメリットです。(40代/男性/会社員)

・住宅購入した年齢が若かった為、自然評価として収入が上がった。これに対する住宅面でのメリットデメリットはないが、増えた分は住宅以外の部分で消費または貯蓄している。(30代/男性/会社員)

「減った」と回答した人の理由には「会社の業績が悪化した」「家賃補助がなくなった」といった意見がありました。自身の年収を考慮して住宅ローンを組んで住宅購入したものの、会社の経営が悪くなり年収が減ったりすることで、住宅ローンの返済が重荷になってしまい、生活にも支障をきたしている人が多いようです。一方、「増えた」という回答も「減った」の回答数とほぼ同じくらいにあり、「モチベーションが上がり仕事につながった」との意見が挙げられました。住宅購入がきっかけで「自分がローンを返済しなくてはいけない」という使命感が強く感じるようになる事でいい仕事ができるようになり、収入の増加という結果に繋がっているのかもしれません。

無理なく返済できるかを考慮しながら住宅購入を考えることも必要!

アンケート結果全体を見ると「変わらない」という意見が一番多く、約4割を占めている事が分かる結果となりました。「変わらない」と回答した人でも、満足している人とそうでない人とに分かれている傾向があり、同じ回答でも年収の大きさによって感じ方が二極化していることがうかがえます。一方、「増えた」あるいは「減った」という回答はどちらも約3割おり、会社の業績によって年収にも直接影響を与えている傾向も見てとれました。これから住宅購入を考えている人は、今の年収でも無理のなく返済できるかをしっかり検討し、住宅ローンを組むことも必要なのではないでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:20~59歳までの住宅購入者100人
■調査期間:2016年8月9日~2016年8月25日
■有効回答数:100サンプル

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