新築時に購入したタワーマンションにお住まいだったGさん。購入時よりも高い価格で売却できそうだと分かり、買い替えが現実味を帯びてきました。限られた予算でより自分好みの住まいを手に入れるには? 詳しく語っていただきました。

◆プロフィール <名前>Gさん/<性別>男性/<年代(購入時)>40代後半/<職業・業種>ソフトウェア・情報通信業/<雇用形態>正社員/<年収>800万円/<家族構成>夫婦/<勤務地>東京都中央区(東京駅)/<通勤時間>60分/<社会人歴>27年/<転職回数>4回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>3ヶ月

◆購入物件情報 <物件所在地>東京都日野市/<物件種別>中古建売戸建て/<最寄りの沿線・駅>京王線・多摩都市モノレール「高幡不動」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>10分/<間取り>2LDK/<購入価格>3,200万円(リフォーム代込み)/<頭金>200万円/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割/<住宅ローン返済額>約月10万円(ボーナス払いなし)/<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>東京都多摩市/<購入前の家賃>約6万円/<購入前の間取り>2DK/

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<前編>

分譲マンションの資産価値が向上

以前は、東京都稲城市にある分譲タワーマンションを購入し、10年ほど暮らしていました。当初住み替えの予定はありませんでしたが、ある日チラシを見て、新築時よりも高い価格で販売されていることを知ったんです。また、東日本大震災の際に最上階で火災が発生。幸い、ボヤ程度で済んだのですが、消防車のハシゴが届かない、エレベーターも動かないという大変な状況を経験しました。揺れが大きかったですし、建物に亀裂も入り、高層階で暮らすことが怖くなってしまいました。そこで、だんだん買い替えを考えるようになりました。

リビングは、窓をできるだけ大きくとることにこだわったという。床にはハードメープルの挽き板フローリングを敷設。「当初は妻の希望で置き畳を敷いていたのですが、ねこがボロボロにしてしまうので撤去。現在は代わりにソファを置いています」。

リビングは、窓をできるだけ大きくとることにこだわったという。床にはハードメープルの挽き板フローリングを敷設。「当初は妻の希望で置き畳を敷いていたのですが、ねこがボロボロにしてしまうので撤去。現在は代わりにソファを置いています」。

 

購入時よりも高値で売却を実現

分譲マンションは元々、4,200万円程度で販売されていたそうですが、私が購入した際は残り数戸の状況だったため、3,300万円弱とかなりお得な価格設定で手に入れることができました。10年間も暮らしてきたにも関わらず、3,800万円で売却できてラッキーでしたね。
当時は、月12万円程度の住宅ローンにプラスして、3万円強の管理費と修繕積立金を払い続けてきました。次に住宅ローンを組む際はもう少し無理のない金額設定にしたいと思っていましたので、予算を2,500万円程度に設定しました。

トイレの壁一面を、オレンジのクロス張りに。「もっと差し色になるかとおもったのですが、サンプルで見るのと実際に貼るのとでは少し違いますね。もっと思い切った色を採用しても良かったかもしれません」。

トイレの壁一面を、オレンジのクロス張りに。「もっと差し色になるかとおもったのですが、サンプルで見るのと実際に貼るのとでは少し違いますね。もっと思い切った色を採用しても良かったかもしれません」。

 

建築家の自邸を購入してリフォーム?

「予算2,500万円」「稲城市周辺」の条件でインターネットサイトを検索していると、建築に携わる人が自邸として建てた物件を売りに出していました。当時の住まいから近く、2,000万円弱と手頃な価格。「500万円ほど掛けてリフォームをしたとしても手が届く」と算段し、この物件を購入してリフォームをした場合の費用やプランを、いくつかのリフォーム会社に尋ねました。しかし、不動産会社に確認をとったところ、接道義務を満たしていない「再建築不可物件」であることが判明。住宅ローンを組めませんので、この計画は白紙になってしまいました。
仕方がなく、見積もりをお願いしていたリフォーム会社さん全てにお断りのメールを入れました。しかし、そのうちの1社が、中古物件を買い取りからリノベーション、販売までワンストップで行う業者さんだったんです。「紹介したい物件がある」とお話をいただき、見学に行きました。

来客用スペースの壁にはアクセントクロスを張った。「3面にラベンダー色、1面に花柄を採用しました。アロママッサージの学校に通う妻が、友人や学校仲間への施術スペースとして活用しています」。

来客用スペースの壁にはアクセントクロスを張った。「3面にラベンダー色、1面に花柄を採用しました。アロママッサージの学校に通う妻が、友人や学校仲間への施術スペースとして活用しています」。

 

リノベに期待を託して購入を決意

業者さんがお薦めする物件は、築40年を優に超えている上、長い間空き家だったようで老朽化が進んでいました。正直、「このボロボロな建物がどこまできれいになるんだろう?」と半信半疑。その場で決断はできず、同じような築年数でリノベーション工事が進んでいる物件や、リノベーションが終了した物件を見学させてもらいました。
同規模の建物を新築で買うことは予算の関係で難しいと分かっていました。お薦めに従えば、2,500万円で購入~リノベーションまでできると聞き、購入を決めました。

2部屋分のスペースを使った寝室。ウォークインクロゼットや収納も設けているので、表に物を出さずにすっきりと過ごせる。

2部屋分のスペースを使った寝室。ウォークインクロゼットや収納も設けているので、表に物を出さずにすっきりと過ごせる。

 

思いがけないタイムロスが発生

中古物件の購入を決めたものの、売主さんの都合で引渡しに時間が掛かり、予定よりも1~2ヶ月遅れてしまいました。
分譲マンションを買った10年前はノリで買ってしまったので、住宅ローンについて全く意識をしていませんでした。しかし、今回は2度目の住宅購入ですし、ちょうど転職が決まっていたタイミングでした。転職前に物件の購入を済ませたかったんです。しかし、引渡しが遅れた影響で転職前に住宅ローン手続きができず、転職直後という最悪のタイミングで組む羽目になってしまいました。

【後編を見る】築40年超えの中古建売戸建てをリノベーションしたGさん>>

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