老朽化した実家を取り壊し、完全分離型の二世帯住宅に建て替えることを決めたSさん。住宅ローンの借入先はどんな基準で選び、どんな夢を抱きながら家づくりをしたのか、新居での充実した毎日とともに伺いました。

◆Sさんプロフィール <名前>Sさん/<性別>男性/<年代(購入時)>30代後半/<職業・業種>情報通信業・営業事務/<雇用形態>正社員/<年収>450万円/<家族構成>夫婦+子ども2人+両親(夫人方のご両親と完全分離の二世帯住宅)/<勤務地>東京都渋谷区/<通勤時間>70~80分/<社会人歴>19年/<転職回数>4回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>5年

◆購入物件情報 <物件所在地>東京都小金井市東町/<物件種別>新築戸建て(建て替え)/<最寄りの沿線・駅>西武多摩川線「新小金井」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>3~4分/<間取り>3LDK+S(+親世帯3LDK)/<購入価格(建物のみ)>4,300万円/<頭金>2,200万/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)/<住宅ローン返済額>月62,645円(ボーナス払いなし)/<住宅ローン返済期間>30年/<引っ越し前の所在地>東京都三鷹市/<購入前の家賃>12万円/<購入前の間取り>1LDK

Sさんの【前編】を見る>>

<後編>

対面で相談できる金融機関で借り入れ

住宅ローン会社は、自分たちで探しました。間取りが決まった頃にネット銀行3社で事前審査を受け、うち2社で審査を通過。しかし、書類の束を見ただけでげんなりしてしまい、煩雑な手続きを自分でこなせる自信がありませんでした。
その後、よく訪れる吉祥寺に店舗があり、低金利も魅力だったアルヒ株式会社を訪問。対面で必要書類を丁寧に教えていただき、分からないことがあれば電話で教えて貰うことができて助かりました。当時は金利が下がっていて【フラット35】Sの引き下げ金利が特にお得に感じたため、変動金利は検討しませんでしたね。工務店さんに相談し【フラット35】Sに適合する住宅性能で建てられることを確認した後、アルヒさんでお願いすることを決めました。
相談をしてから建て替えができる目処をつけるまでに半年ほど掛かってしまいましたが、その間に金利がだいぶ下がり、結果的にはラッキーでした。お互いの両親から援助があり、頭金を十分に支払えたことも大きかったです。

外観デザインは二世帯で話し合って決定

工務店さんとの打ち合わせは、義両親と同じ席で行いましたが、お互いの住まいには一切干渉しませんでした。私たちが打ち合わせをしているときには子どもの面倒を見てもらえたので、打ち合わせに集中できました。
完全分離型の二世帯住宅ですので、玄関も水廻りも別々ですが、インターフォンで気軽に会話ができるようにしました。また、外観デザインはみんなの意見を総合して決定。当初はホワイトの壁を考えていたのですが、周囲が畑で窓を開けているだけで砂埃が入ってくるので、汚れが目立たないグレー系を選択しました。庭づくりは父母の担当。造園業社さんと話し合い、様々な木を植える予定のようです。

1階は親世帯、2階はSさんご夫婦の子世帯が使用。世帯ごとに玄関が設けられている。「2階にパントリーを作ったり、カウンターを設けたりした関係で、北側に大きな窓を作れませんでしたが、見かけより住みやすさを重視しました」とSさん。

1階は親世帯、2階はSさんご夫婦の子世帯が使用。世帯ごとに玄関が設けられている。「2階にパントリーを作ったり、カウンターを設けたりした関係で、北側に大きな窓を作れませんでしたが、見かけより住みやすさを重視しました」とSさん。

 

自由度が高い家づくりを楽しむ

1階の両親世帯は一般的な間取りの3LDK。義母がつるし雛などを手作りしているので、ピクチャーレールを設置していろいろ飾れるように。細かな工夫を楽しんでいるようです。
私たちが暮らす2階も3LDKですが、リビングダイニングの上部を吹き抜けにしたことと、小屋裏収納を設けたことが特徴。3つの居室は一面だけ壁紙をチェンジし、寝室はダークブルー、トイレはモスグリーンと特色を持たせました。リビングには、私の趣味で壁一面のCD棚を造作。引っ越す前にだいぶ処分をしたのですが、2,000枚近くあると思います。気軽に手に取れるので、聴く機会が増えましたね。傍らには妻のピアノを置くスペースも設けるなど、趣味を楽しめる空間になりました。

夫人のアップライトピアノは、建て替え前のご自宅から持ち込んだそう。「事前に置く場所を決めて下地補強を行い、調律もしたのですが、妻はなかなか弾いてくれません(笑)」。

夫人のアップライトピアノは、建て替え前のご自宅から持ち込んだそう。「事前に置く場所を決めて下地補強を行い、調律もしたのですが、妻はなかなか弾いてくれません(笑)」。

 

環境が変化してもあっという間に順応

次男は幼稚園入園のタイミングで引っ越せましたが、長男は転園しなければなりませんでした。慣れ親しんだ環境から離れ、当初は戸惑いがあったようですが、今では「幼稚園に行きたい!」とせがんできます。近所の子どもたちともすぐに友だちになって一安心でした。
これからは、庭でバーベキューをしたり、プールをしたり、子どもたちの思い出に残ることをいっぱいしてあげたいと思っています。

ダイニングの壁にはカウンターを設置してパソコンスペースに。「子どもの勉強机は敢えて置かず、ここで宿題をする習慣がつけばいいなと思っています」。

ダイニングの壁にはカウンターを設置してパソコンスペースに。「子どもの勉強机は敢えて置かず、ここで宿題をする習慣がつけばいいなと思っています」。

 

親世帯と子世帯が適度な距離で暮らせる家

引っ越して以来、世帯間でお互いの生活には干渉はしませんが、支え合えるところは支え合って、仲良く暮らしていきたいと思っています。私たちは、子育てで困ったことがあれば義両親を頼れるようになり、幼稚園の送り迎えなどがとてもラクになりました。子どもが2人いますので、日中にどちらかが熱を出した時など、妻1人で対応するのは大変だったんです。子どもたちは何だかんだと理由を付けては、両親のところへ遊びに行っています(笑)。世代を超えた交流が自然とできるようになりました。

子ども部屋は壁一面に、水色のアクセントクロスを張って優しい雰囲気に。「将来は間仕切りで分割して、2つの子ども部屋としても使えるように設計してもらいました」。

子ども部屋は壁一面に、水色のアクセントクロスを張って優しい雰囲気に。「将来は間仕切りで分割して、2つの子ども部屋としても使えるように設計してもらいました」。

 

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