「海の見える家でセカンドライフを送りたい」と思い立ったNさん。週末移住の地に選んだのは、自宅から気軽に足を運べる湘南・佐島の丘でした。

◆Nさんプロフィール <名前>Nさん/<性別>男性/<年代(購入時)>50代後半/<職業・業種>管理職・総合商社/<雇用形態>正社員/<年収>2,000万円/<家族構成>本人と息子、娘(自宅は本人+娘)/<勤務地>東京都/<移動時間>自宅から1時間/<社会人歴>35年/<転職回数>0回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>35年

◆購入物件情報 <物件所在地>神奈川県横須賀市佐島の丘/<物件種別>注文住宅/<最寄りの沿線・駅>JR横須賀線「衣笠」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>「衣笠」駅まで車で15分、「逗子」「新逗子」駅からバスで25分/<間取り>3LDK/<購入価格>約4,300万円+太陽光パネル200万円/<頭金>500万円/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)/<住宅ローン返済額>月9万6,000円(ボーナス払いあり・38万×2回)/<住宅ローン返済期間>22年/<自宅所在地>神奈川県横浜市/<家賃>10万円/<間取り>2LDK/

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<後編>

セカンドハウスでも自宅と同じ住宅ローンが組める!

「海の見える家で暮らす」という夢物語が現実味を帯びたのは、インターネットで「セカンドハウスローン」について調べたことがきっかけでした。アルヒ株式会社のホームページを見て、自宅ではなくセカンドハウスでも、自宅購入と同じ住宅ローンを組むことができると知ったんです。そこからは、湘南エリアを中心に物件探しを開始。特に昔からなじみのある西海岸、逗子から葉山、秋谷、佐島あたりまでを重点的に、週末を利用し合計20物件ほど見学。家族に相談もせず、4ヶ月くらいかけて探しました。

リビングの先にはウッドデッキを敷設し、家の内と外が一体に感じられるような空間を創出。傍らのベンチは既製品だが、空間に合うサイズになるよう自身でカットしたそう。

リビングの先にはウッドデッキを敷設し、家の内と外が一体に感じられるような空間を創出。傍らのベンチは既製品だが、空間に合うサイズになるよう自身でカットしたそう。

 

海を眺めながら暮らせる立地が条件

佐島の丘は、調べ始めた当初から気になっていました。佐島地区は学生時代に来たことがあり、漁港のイメージしかありませんでしたが、この開発地区はリゾートっぽい街並みでありながら生活感もあり、田舎というほど不便を感じることもなく、週末に非日常を満喫するにはベストな場所に思われました。また横須賀・葉山ICからのアクセスが抜群で、道路の混み具合を考えると葉山や逗子の海沿いの地域よりも寧ろ短時間で着くことがわかりました。
実際に足を運んでみると、何度行っても天気が良くて、縁のようなものを感じました。
当時は更地でしたが敷地に立つと前が公園で視界が開けています。地上部2階の位置からの景色は想像するしかありませんでしたが、カメラを一脚棒に取り付け、脚立の上からセルフタイマーで撮影して景色を確認しました。当初平屋も考えていましたが、眺望を楽しまない手はなく2階建てとすることに決めました。

一帯は緑化率や柵に関する協定が細かく定められているため、緑豊かで整備された街並みが広がっている。「初めて来た時から“気”の流れが良い場所だと感じました」とNさん。

一帯は緑化率や柵に関する協定が細かく定められているため、緑豊かで整備された街並みが広がっている。「初めて来た時から“気”の流れが良い場所だと感じました」とNさん。

 

値ごろ感のあった「佐島の丘」

この開発地区は2008年の売出し当初は今よりかなり高額だったようです。その後リーマンショックや東日本大震災の為、プロジェクトとしてはやや苦戦していると想像できました。但し、私の気に入った土地は立地が良いこともあり、当然販売側も強気でしたが、過去の路線価の推移や分譲開始以降の販売状況等からある程度強い交渉も可能であろうと考えていました。販売側は売却のスピードを優先しようという姿勢が見て取れましたので、逆にじっくり且つ真剣に何度も粘り強く交渉を重ねた結果、最終的にかなり思い切った価格を提示して頂き、当初予算化していた金額を下回ることができました。浮いた分は家づくりに予算を回すことができて助かりました。
住宅ローンを組んだ時点で58歳。来年には定年を迎えますが、定年後の去就についてはまだ決めていません。ただ将来は恐らくここが生活の拠点になって行くんでしょうね。

LDKに隣接する小さな和室は、父母が遊びに来た際に泊まることを想定して設けたという。

LDKに隣接する小さな和室は、父母が遊びに来た際に泊まることを想定して設けたという。

 

自分で考えた間取りを元にプランニング

新築にあたり、間取りは、一般人用のCADソフトをオークションサイトで買って自らデザインしました。主に週末と会社から帰宅後の夜間にやりました。時に没頭し過ぎて深夜3時頃なることもありましたがこの1ヶ月の作業はとても楽しかったです。風水の要素を取り入れながらあれやこれや考えるのですが、最終的に3つくらいの候補に絞り、最終的には風水の先生にも鑑定してもらった上で素案となる間取りを確定させました。

リビングからダイニングとキッチンを望む

リビングから見たダイニングとキッチン。キッチンはセミクローズ型を採用した。

浴室の真上に、同じサイズで書斎を設置。北西に位置し、風水も考慮したお気に入りの空間。

浴室の真上に、同じサイズで書斎を設置。北西に位置し、風水も考慮したお気に入りの空間。

施工をお願いする会社は、4社で相見積もり。作成した間取りを提示して希望を伝えました。最終的に、世田谷のハウスメーカーさんに依頼。当初、「一番見積もりが安い会社にしよう」と思っていた私に対し、同社の社長さんは、家づくりで大切にすべきことを語り始めました。高気密・高断熱の家の優位性や、家の構造や基礎、使用する金物といった目に見えない場所こそお金を使うべきであることを教えてもらいました。
私の創った間取りを最大限尊重してもらい、施工上の必要性を加味し現実的なプランに落とし込む作業が始まり、スタッフの方と延べ何十時間も仕様決定の為の打ち合わせを繰り返しました。これも私にとっては全てが勉強でもあり楽しい作業でした。会社帰りに打ち合わせができたのも有難かったです。また工事が始まると毎土曜日欠かさず現地見学に行きました。大工さん達とも仲良くなり、その際現場で細かい仕様の最終確認をしてもらったりして、出来上がって行く過程を自分の目で見ることができたことで安心できました。
実際に毎週末住み始めてから丁度1年になりますが、有難いことに間取りや仕様については全てが大満足で、こうしておけば良かったというのは全くありません。

赤いポストも手作り。Nさんが枕木を調達し、エントランスを作り上げという。サーフィン帰りの為に、ベンチ横にオーバーヘッドシャワーを設置。「自分で設計しました。水回り部分のみ業者さんにお願いし、シャワー部分はネットで購入し、自分でポールを立て取り付けました」。

赤いポストも手作り。Nさんが枕木を調達し、エントランスを作り上げという。サーフィン帰りの為に、ベンチ横にオーバーヘッドシャワーを設置。「自分で設計しました。水回り部分のみ業者さんにお願いし、シャワー部分はネットで購入し、自分でポールを立て取り付けました」。

 

週末のスローライフを満喫中

完成したセカンドハウスでは、出張等不在時以外は毎週金曜日の夕方~日曜日の夕方まで過ごしています。魅力的な別荘地は全国各地にあると思いますが、佐島の丘は何といっても、自宅から車で1時間の距離感が絶妙だと思っています。娘や息子が一緒に来ることもよくあります。いつも土木作業の手伝いばかりさせているので、さすがに最近はうんざりかも知れません(笑)。
現在は、外構工事をDIYで完成させるべく奮闘中。基本デザインは自分で描くんですが、地元の業者さんと知り合いになり、プロにお願いする部分と自分で手作りでやる部分を組み合わせながら、一つ一つ作り上げるのが楽しいです。大工道具がどんどん増えてしまいました。車で15分のホームセンターへは1日3往復することもありあっという間に時間が過ぎてしまいます。まだ余暇を楽しむという段階ではなく作業の為に毎週末通っているという感じです。スローライフを満喫するのはまだ先です。とはいえ、三浦の朝市や野菜の直売所での買い物等、地元ならではの生活をエンジョイしています。たまには親子で葉山のゴルフの打ちっぱなしへ行ったりもします。また自転車で10分位の所に秋谷の海岸があるのですが、富士山のビューポイントであることに加え、夕日がきれいに見えるお気に入りのスポットです。今後はサーフィンや釣りへ行ったり、釣った魚を捌いたり、油絵を描いて家に飾ったりと、楽しみは膨らみます。

セカンドハウスの主寝室では、油絵を制作することも。「衣笠の絵画教室へ数回通いました。佐島の海の風景を描いて飾ることが当面の目標です」。

セカンドハウスの主寝室では、油絵を制作することも。「衣笠の絵画教室へ数回通いました。佐島の海の風景を描いて飾ることが当面の目標です」。

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