都心の中古マンションを購入したKさん。住宅ローンは、ライフステージの変化に対応しやすい借入先を選択したそうです。その想いをうかがいました。

◆プロフィール情報<名前>Kさん/<性別>男性/<年代(購入時)>20代後半/<職業・業種>営業・保険業/<雇用形態>個人事業主/<年商>600万(所得額約300万)/<家族構成>夫婦/<勤務地>東京都千代田区/<通勤時間>30分/<社会人歴>4年/<転職回数>1回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>2年

◆購入物件情報<物件所在地>東京都港区/<物件種別>中古マンション/<最寄りの沿線・駅>東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>7分/<間取り>1DK/<購入価格>1,395万円/<頭金>なし/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割/<住宅ローン返済額>月約4万円(別途変動金利分が約5,000円・ボーナス払いなし)/<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>千葉県柏市/<購入前の家賃>なし/<購入前の間取り>4LDK/

<前編>

住み替えを想定して借入先を選定

住宅ローンは、【フラット35】ありきで考えていました。住宅ローンの返済中に住み替えを想定していたため、変動金利タイプではなく、金利が変わらない安心がある固定金利タイプを取り扱う金融機関で借りたかったんです。当時、金利も底値だと思いましたし、【フラット35】は固定金利で毎月の支出額が一定なので安心感もありましたね。実際には、借り入れ当時よりも現在の方がだいぶ金利が下がっていますが……(苦笑)。
調べた当時、金利が一番低かったのが、アルヒ株式会社とネット専業銀行(インターネット銀行)があり、インターネットでのやりとりでは細かな質問などがしづらいと思いましたので、実店舗を構えていて安心感のあるアルヒさんにお願いしました。

住宅ローン審査に必要な書類や手続きは事前にチェックすべし

住宅ローンを借りるにあたって気を付けたのは、確定申告書の作成です。物件を探し始めた時期に確定申告シーズンを迎えましたので、所得証明書の提出を意識して作成しました。そのため、私はすんなりと課税証明書を提出できたのですが、ペアローンを組んだ妻は源泉徴収票などを捨ててしまっていたので再発行の必要があり、大急ぎで取り寄せました。また、失念していたのが印鑑登録証明書の必要性です。実印を持っていませんでしたので、急いで作成しました。3週間ほどの期間で、仕事の合間に印鑑証明書や戸籍謄本を取るなど事務的な作業が続き、少しバタバタしました。
住宅ローンの金利は毎月1日に更新され金利が変動するため、必要な書類をなるべく早めに提出し、月中にローン実行まで辿りつかないと、底値と感じていた金利が適用されなくなってしまうため、焦りました。
金利が大きく上がってしまえば住宅ローン計画が狂ってしまうと思っていましたが、結果的には、翌月も大きく変わらず……。動きがあると最初から認識していれば、あんなに焦らなかったのかなと思います。

洋室の収納は、Kさんが気に入ったポイントの一つ。「妻がたくさんバッグを持っているので、紐とフックを駆使して収納しやすくしたり、木材を購入して細かなものを収納できるスペースを作ったり、小技をたくさん効かせています」。

洋室の収納は、Kさんが気に入ったポイントの一つ。「妻がたくさんバッグを持っているので、紐とフックを駆使して収納しやすくしたり、木材を購入して細かなものを収納できるスペースを作ったり、小技をたくさん効かせています」。

 

反省点もチラホラ!?

マイホームを購入したことに悔いはありませんが、「こうすれば良かったかな」と思う点はいくつかあります。1点は、ローン手続きの事務手数料に始まり、戸籍謄本や実印作成費用など、細々したお金が予想以上に掛かったこと。手付金がいくら必要なのか、直前にならないと見えてこないことも初めて知りました。最終的には、当初の想定よりも100万ほど多い出費に。余裕を持って資金計画を立てたつもりでしたが、少し見積もりが甘かったですね。
もう1点は、ペアローンを選択したこと。子どもが生まれた時、この物件を持ち続けながらもう1軒購入する可能性を考えると、私は借金がない状態にしておくべきだったかもしれません。妻の単独名義にすべきだったかなと思いました。

洋室にはダブルのロフトベッドを設置し、下部をテレビ台や収納のスペースとして活用。「2400mmの天井高に対し、ベッドの高さは2200mm。このままではくつろいで眠れないので、ベッドと梯子の脚をノコギリでカットしました」。

洋室にはダブルのロフトベッドを設置し、下部をテレビ台や収納のスペースとして活用。「2400mmの天井高に対し、ベッドの高さは2200mm。このままではくつろいで眠れないので、ベッドと梯子の脚をノコギリでカットしました」。

 

予算内で【フラット35】Sに適合する住まいへ

リフォーム会社は、不動産会社に紹介してもらいました。壁紙は全て交換し、洋室が絨毯張りだったのでフローリングに。洗面所も一新しましたが、予算100万円でお願いしたのに対し、60万円少々で対応していただき助かりました。前のオーナーさんがあまり料理をしていなかったようで、キッチンは綺麗だったので手をつけず。トイレを温水洗浄便座にする話もあったのですが、「後からでもできるかな」と思い、今回は見送りました。
また、【フラット35】Sの金利優遇を受けるため、「適合証明書を取得できるかどうか」を随時確認。リフォーム業者と相談して、予算内で条件を満たすように対応してもらいました。

マイホームなら、壁に画鋲をさすのも、リフォームをするのも自由。「趣味のDIYも好きなだけできることに魅力を感じていました」とKさん。

マイホームなら、壁に画鋲をさすのも、リフォームをするのも自由。「趣味のDIYも好きなだけできることに魅力を感じていました」とKさん。

 

愛着を持って暮らせるマイホーム

新居で暮らすようになり、何よりも変わったのはアクセス環境でしょう。夫婦どちらも勤務先まで30分以内で通えますし、渋谷や品川、六本木ヒルズ、羽田空港といった主要エリアにもバスで15分もあれば到着します。出身大学のキャンパスが近いため、図書館などを活用できることも嬉しかったですね。
1DKとミニマムな空間なので、妻を含め、周囲の方からは「狭いのでは?」と心配する声が多かったのですが、人って意外と同じ場所にいるんですよね(笑)。あまり困ったことはありません。それに、限られたスペースをいかに有効に使うのか考えたり、どんなインテリアを置けば調和がとれるか考えたりすることが楽しいです。今の住環境にすっかり愛着がわいてしまったので、子どもが生まれた時に郊外へ引っ越せるのか? というのが悩みです(笑)。

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