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ファイナンシャル・プランナー 風呂内亜矢

0516_640 将来のことを考えると生命保険に加入した方がいいとは思いますが、給与もあまり高くないので、加入しようか迷っています。若いうちに加入した方が月々の支払いが安くすむといいますが、今は貯金もしたいし・・・。加入のタイミングが分からずにいます。 (20代前半/女性/事務職)

 

★ファイナンシャル・プランナー 風呂内亜矢さんからのアドバイス

保険商品は、大きく「人のための保険」と「自分のための保険」に分けると検討しやすいです。
今回ご質問の「生命保険」は「人のための保険」の代表的な商品です。自分に万が一のことが起こったときに困る誰か(家族など)のために加入するものです。
20代前半の女性だと、独身か、結婚していても共働きであることが多いでしょう。この場合、自分に万が一のことがあって金銭的な影響を受けるのは両親か、配偶者と考えられます。両親や配偶者が葬儀の費用(平均約200万円というデータも)を負担することがあるかもしれませんね。こうした事態に「貯蓄で足りない部分を」まかなうのが、保険商品の基本的な選び方です。

もし、既にお葬式代相当分の貯蓄がある場合や、両親や配偶者に頼ることができる状況であれば、通常、生命保険は不要でしょう。
貯金でまかなうことができず、配偶者や両親に頼ることも難しい場合は、今、保険加入を検討するのも良いでしょう。加入する商品は大きく分けて2つあります。

1つ目は、安価で大きな保障をえられる「定期保険」です。保険料が安い代わりに掛け捨てとなり、定めた期間(定期)に保険を受け取る事由が起こらなければお金は戻りません。
2つ目は貯蓄性も備えた「終身保険」です。契約期間かけ続ければ支払った保険料+αの返戻金が受け取れることもある点がメリットですが、保険料は高くなります。

貯蓄ができるまでの間だけ「定期保険(20代女性だと1,000万円の保障が月々千円未満など)」に加入するか、「終身保険(25歳・女性・保障300万円で月々4千円程度)」で貯蓄も兼ねるかを選びます。

注意点は、「定期保険」は、若く保険料が安いうちに加入したとしても、10年など定めた期間が終わると保険料は見直しになります。
「終身保険」は確かに若いうちに加入することで保険料は抑えられますが、途中解約をすると損になることも多いです。

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風呂内亜矢

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、宅地建物取引士 IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強と貯金を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』『デキる女は「抜け目」ない(あさ出版)』がある。

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