長い間、マイホームへの想いをあたためていたNさん。家づくりを見据えた資金計画を行い、たくさんの書籍を読破。講座やイベントにも参加して知識を深めたそうです。詳しいお話を伺いました。

◆Nさんプロフィール <名前>Nさん/<性別>男性/<年代(購入時)>30代前半/<職業・業種>公務員・教員/<雇用形態>正社員/<年収>400~600万/<家族構成>夫婦と子ども/<勤務地>東京都文京区/<通勤時間>1時間30分/<社会人歴>12年/<転職回数>1回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>4年 ※インタビュー内容は奥様にお伺いしました。

◆購入物件情報 <物件所在地>埼玉県川越市/<物件種別>注文住宅/<間取り>3LDK/<購入価格>3,760万円(諸費用190万くらい別途)/<頭金>1,100万円/<住宅ローン返済額>元金均等返済なので変動あり・月8万1,391円〜5万7,909円(ボーナス払いあり・11万9,948円〜9万2,334円)/<住宅ローン>全期間固定金利型(【フラット35】S) /<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>埼玉県川越市で1年2ヶ月/<購入前の家賃>8万9,000円(駐車場込)/<購入前の間取り>2LDK/<最寄り駅までの徒歩分数>14分

 
 

Nさん前編はこちら>>

<後編>

―――川越市内で注文住宅を建てることになったNさん。住宅ローンは、【フラット35】Sの「元金均等返済」を選んだそうです。多くの方が利用している「元利均等返済」を敢えて選ばなかったその訳とは? 詳しく伺いました。

元金均等返済のメリットとは?

住宅ローンは、インターネットで比較検討した結果、アルヒ株式会社の【フラット35】Sを選びました。夫は、収入が上下する心配が少ない公務員です。毎月の支払額が安定している固定金利にすることははじめから決めていました。【フラット35】を扱う会社はいくつかありますが、夫が動ける土曜日に店舗が営業していることが大きかったですね。金利も安かったです。
元々共働きで、私はローン実行の前に退職。そのため、退職金を頭金に充てることができ、余裕を持って住宅ローンを組むことができました。毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定の「元金均等返済」を選んだのですが、これは利息の支払いが少なくて済むこと、子どもが大きくなってくると教育費が嵩みますので、払えるうちに多めに払っておきたかったことからお願いしました。

借り換えで、より低金利に

当初の借入額は3,200万円。工務店さんのアドバイスを受けて、少し金額の余裕を持ってローンを組んだのですが、私の中で「ローンは3,000万円まで」という気持ちでしたので、差額の200万円は数ヶ月後に返済しました。また、新居は長期優良住宅なので、年末調整で所得税が全て返ってきます。そのお金を、繰上返済用に貯金しています。
実はその後、金利が大幅に下がったため、住宅ローンの借り換えを実行しました。【フラット35】Sの優遇金利(当時1%)を考慮しても、段階金利の一番安い金利よりも下回っていたんです。借り換え手数料を考慮してもお得でした。

キッチンは吊り戸棚を付けず、リビングダイニングや和室と一体感のある対面式に。照明はダウンライトを採用し、シンプルな空間を作り上げた。

キッチンは吊り戸棚を付けず、リビングダイニングや和室と一体感のある対面式に。照明はダウンライトを採用し、シンプルな空間を作り上げた。

自由設計の難しさ

ゼロからの家づくりは、決めることがたくさんあり、想像以上に大変でした。「破風板(屋根の下の部分)は何色にしますか?」などと言われても想像するのが難しく、ピンとこなかったですね。素材の小さなサンプルを見せていただいても、全面に張るとどんな印象なのかイメージを膨らませなければなりませんし、ショールームで照明を見ても、広さもデザインも全く異なる空間なので「我が家ではどんな雰囲気になるんだろう」と頭を悩ませました。

子ども部屋にはロフトを設置。「子どもたちにとって絶好の遊び場になると思い、取り入れました」とNさん。

子ども部屋にはロフトを設置。「子どもたちにとって絶好の遊び場になると思い、取り入れました」とNさん。

家中に自然素材を取り入れる

シックハウス症候群の原因となりがちな合板や集成材、壁紙などは使いたくなかったため、壁は全て塗り壁、柱は檜や杉で施工してもらいました。フローリングは桜の無垢フローリングを敷設。棚板や枠に至るまで無垢の木を使うことにこだわりました。壁の色は「真っ白だと人間は緊張する」という話を本で読んだため、1階は少しピンクがかった白をチョイス。2階は温かみのあるクリーム色にしました。少し塗りムラをつけながら施工してもらいました。和室は藁を混ぜて若干ニュアンスを変えてもらっています。元々自然素材を得意とする工務店さんなので、快く対応してもらいました。塗装に使用したカラーが選べる漆喰は、我が家で採用して以来、工務店の標準仕様になったそうです(笑)。

和室は寝室として活用。将来お母様の居室にすることも考えてクロゼットを設置するなど収納力を高めた。「今は夫の洋服などをしまっています」とNさん。

和室は寝室として活用。将来お母様の居室にすることも考えてクロゼットを設置するなど収納力を高めた。「今は夫の洋服などをしまっています」とNさん。

ライフステージに合わせて暮らせる家

間取りは、子どもと自然と顔を合わせ、コミュニケーションが取りやすいように配慮。キッチンからフロア中を見渡せます。義母と同居する際に使ってもらう予定の居室は玄関や浴室から遠い静かな場所にしたり、自分たちの老後も考えて将来は1階で生活が完結できるようにしたり、ライフステージが代わっても快適に暮らせるよう、設計しました。
今までの住まいと比べて格段に広くなったので掃除が大変ですが(笑)、新居では子どもが自由に走り回れます。正月など、人がたくさん集まるイベント時には、我が家に集合するのが定番になりました。庭も活用しています。子どもが生まれるまでは野菜や花を植えていたのですが、現在は芝生にして、子どもがボール遊びをしたり、夏はプールを出したり、日向ぼっこをしたりと遊ぶスペースになりました。躯体からこだわった家なので安心して暮らせますし、夫も、やんちゃな息子を見て「戸建てにして良かったね」と喜んでいます。

とうもろこしやなす、トマト、枝豆、バジルなど、庭では家庭菜園を楽しむこともできる。「とれたて野菜の美味しさは格別! 現在は子育てが忙しくて縮小していますが、落ち着いたら復活させたいですね」とNさん。

とうもろこしやなす、トマト、枝豆、バジルなど、庭では家庭菜園を楽しむこともできる。「とれたて野菜の美味しさは格別! 現在は子育てが忙しくて縮小していますが、落ち着いたら復活させたいですね」とNさん。

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