マイナス金利適用の影響で金融機関の普通預金、定期預金の適用利率引き下げが続いています。こうした中、通常の預金利率と比べると得られるメリットが大きいと「百貨店積み立て」が注目を集めています。

年利換算8%以上?! 銀行に預金するより大幅に高い利率が魅力

「百貨店積み立て」とは、例えば、毎月1万円を1年間積み立てると13万円分のお買い物ができる商品券等が受け取ることができる商品です。友の会と呼ばれることもあります。
特定の百貨店でのお買い物に用途を限定することなどから、12万円に対して1万円と約8%(※)にあたるサービス額が加算され、お得を感じやすいです。
積立金額や、積立期間は百貨店ごとで少しずつ違い、複数のプランを準備している店舗もあります。
(※)百貨店によって利率が異なります。

お釣りがでないケースも? 百貨店積み立ての注意点

いつもの百貨店でお買い物する場合や、利用金額が概ね見えているときにはお得に使える商品である一方で、注意点もあります。現金と比較すると用途が限られるため、積み立てた百貨店で使い切れる金額を設定すること、積み立てている百貨店に万が一のことがあった時、全額は戻ってこない可能性もあることなどです。
百貨店の商品は質の良い高価なものも多いです。普段だったら安価なもので済ませているシーンでも積立金があるからと百貨店で購入してしまうことも増えがちです。また、私自身も経験があるのですが、満期を迎えた積立金はついつい早く使い切ってしまいたい気持ちにもなります。お得になる以上に使い過ぎてしまうことがないよう気をつける必要があります。

積立金額を検討することで計画的なお買い物につながるメリットもある「百貨店積み立て」。注意点にも気をつけながら、上手に活用できると強い味方になるかもしれません。

 

風呂内さん0408■執筆者プロフィール
風呂内亜矢
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、宅地建物取引士
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強と貯金を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』がある。

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