近年海外からの旅行者などが急増し、宿泊施設が不足傾向にあると言われている。一方で、賃貸アパート・マンション空室の増加し家賃の下落しているため、賃貸住宅の空室を「民泊」用に転用しようと考える大家さんが増加している。日本で唯一の大家さん向け出版社であるオーナーズ・スタイルは、賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」で「民泊」経営に対してどう思っているかの調査を行った。

『Airbnbなどを利用しての「民泊」経営をやってみたいですか?』という質問では、「ぜひやってみたい」7%、「検討したい」24.0%と33割が前向きな回答を行っており、残りの69.0%が「考えていない」と回答した。

回答を年代別に見てみると、20~30代の大家さんは「ぜひやってみたい」12.5%、「検討したい」55.0%と約7割が前向きであるのに比べ、40~50代の人は「ぜひやってみたい」が9.0%、「検討したい」が26.8%と、前向きな回答を選んだのは4割弱という結果になった。前向きな意見は年齢が上がるほど減少し、80~90代では「ぜひやってみたい」と答えたのは0%だった。

地域別に回答を見ると、「民泊」実施意向には地域性差が少ないことも分かった。ただ、東京23区、横浜、千葉、埼玉は少なくとも5.5%以上が「ぜひやってみたい」と答えている一方、東京市部の「ぜひやってみたい」と答えた割合は4.3%、横浜を除く神奈川は3.7%で、やや他の地域に比べ少ない印象が残った。

■アンケート概要
□調査対象:首都圏で1棟以上の賃貸マンションか、アパートを経営するオーナー
□調査方法:賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」首都圏版読者3万7000人にアンケートはがきを配布
□調査時期:2015年12月~2016年1月
□回答者の住所:東京、神奈川、千葉、埼玉
□有効回答数:566

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