住宅金融支援機構が、2015年度の民間住宅ローン借り換えの実態についてのアンケートを実施。民間住宅ローンの借り入れがあり、2014年11月~2015年10月に借り換えした人を対象に、借り換えによる金利タイプの変化や、借り換え理由などについて調査した。

借り換え後に利用されている金利タイプの割合については、「変動型」が40.5%と最も多く、ほぼ並んで「固定期間選択型」が39.3%、「全期間固定型」が20.2%という結果になった。また、調査期間を3ヶ月ごとに見てみると、借り換え後の「変動型」と「全期間固定型」の利用割合が、一方が増えれば他方が減るという、ほぼ逆相関の関係で推移していることも分かった。

世帯年収別の金利タイプの傾向を見ると、年収が高くなるほど「変動型」への借り換え割合が上昇している。また、年齢別の傾向としては30代、40代、50代の3つの世代で、「全期間固定型」が約20.0%、「固定期間選択型」、「変動型」がどちらも約40.0%と、ほぼ同じ割合となった。

借り換えの理由については、大多数の人が「金利が低くなるから」「返済額が少なくなるから」と回答。実際に借り換えによって金利が低下した人は全体の92.1%にのぼっている。また、借り換えまでの経過期間については、「5年超10年以内」が37.8%と最も高くなった。借り換え前がどの金利タイプでも、この期間が最多となっている。さらに、借り換え後の返済期間と金利差に関しての調査では、金利低下幅が大きいほど、借り換え後の返済期間が短くても借り換えをする人が増えている。つまり、金利低下幅が大きくなれば、残りの返済期間が短くても借り換えを検討する人が多いようだ。

本調査結果の詳細資料はこちら。http://www.jhf.go.jp/files/300269856.pdf

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