ご結婚後に新築マンションを購入したSさんですが、たった数年で買い替えを決意されました。そこにはどんな理由があったのか、詳しくお話を伺いました。

◆Sさんプロフィール <名前>Sさん/<性別>男性/<年代(購入時)>30代前半/<職業・業種>大学職員・教育/<雇用形態>正社員/<年収>600~800万/<家族構成>夫婦+子ども3人/<勤務地>東京都世田谷区/<通勤時間>1時間45分/<社会人歴>8年/<転職回数>1回/<勤務先の社歴(ローン実行時)>2年

◆購入物件情報 <物件所在地>神奈川県相模原市/<物件種別>新築マンション/<最寄りの沿線・駅>JR相模線「番田」駅/<最寄り駅までの徒歩分数>4分/<間取り>3LDK/<購入価格>2,350万円/<頭金>0万円/<住宅ローン返済額>月8万円(ボーナス払いなし)/<住宅ローン>変動金利(半年型)/<住宅ローン返済期間>35年/<引っ越し前の所在地>千葉県船橋市/<購入前の家賃>なし(ローン返済月12万円・ローン年2回10万円ずつ)/<買い替え前の間取り>3LDK/

Sさんの【後編】はこちら>>

<前編>

子育てに適した住環境を求めて

結婚後、賃貸住宅を経て船橋市内の新築マンションを購入。大手住宅メーカーが施工していたことや、通勤に便利な立地が決め手でした。6年ほど暮らしていたのですが、ガードレールのない大通りが子どもたちの通学路になっていたり、学区内の中学校が駅の喧騒に近かったりと我が家にとっては子育てに最適な立地とは言えませんでした。
また、隣近所の方々が干渉好きで、上の階に住む方が私たちの行動を逐一見ていることもストレスでした。そんな折にマンションの管理組合の理事長を引き受けることになり、マンション内のトラブルや、それを処理できない管理会社の実態も目の当たりにしてしまったんです(苦笑)。「平和に暮らしたい」という一心で、長女が小学校2年の時に、買い替えを決意しました。

住まいも、資金計画もリセットしたい

3人目の子どもが生まれたタイミングだったので、買い替えを機に月々のローン返済額を軽くしたい思いがありました。また、元々田舎出身なもので自然が大好き。ゆったりとした環境に移りたいという気持ちもありました。
通勤圏内で、現在よりも月々の返済額が抑えられる、頭金ゼロでの借り換えという状況でローンが組めるかが何よりの課題でした。売却して収支がマイナスになることは予測がついていたので、オーバーローンを組めることが必須条件でした。

リビングの主役は、義両親から新築祝いに買ってもらったソファ。5人掛けくらいの大きなものを選んだ。

リビングの主役は、義両親から新築祝いに買ってもらったソファ。5人掛けくらいの大きなものを選んだ。

東京・千葉・神奈川と広域に渡って検討

神奈川県の川崎市や相模原市、千葉県の印西牧の原、都内では足立区の物件を見に行きました。実は一度、千葉ニュータウンのマンションに決めて契約までしたんです。ヨーロピアンスタイルの大規模マンションで、マンション内にある水路や広々としたバルコニーが素敵でした。1階で子どもがドタバタしても気にせず暮らせそうなところ、100平米もの広さも良かったですし、電柱がなくて空が広いのも魅力でした。
しかし、その会社が民事再生手続きをとったため、手付金を15万円ほど払っていたもののキャンセルすることに。国民生活センターに相談してみたのですが、「それだけの金額で済んだのなら良心的ですよ」と言われてしまい、納得せざるを得ませんでした(苦笑)。

バルコニーからの眺望に一目惚れ!

購入計画が頓挫したことで買い替え意欲に火がつき、すぐに他の候補地を探し始めました。思ったらすぐに実行タイプです(笑)。
今までは1階に限定して物件を探してきたのですが、その敷居を取り払い、開放感があればいいかなと思うようになっていました。そんな時に出会ったのが購入した物件です。4階なのですが、バルコニーから丹沢山系が一望できるんです! 一目見て妻と「ここがいい!」となりました。後日ガイドブックを見たら、「都心に通える最後の都市・相模原」と書いてあり、とても納得してしまいました(笑)。

バルコニーからの眺望を楽しむのが、Sさん一家の日課に。角部屋で窓が多く、風通しも良いのだそう。

バルコニーからの眺望を楽しむのが、Sさん一家の日課に。角部屋で窓が多く、風通しも良いのだそう。

抑えた価格や構造面、担当の人柄が購入を後押し

最寄り駅から近く住環境も良いのに、物件価格は抑えめ。はじめは何か訳ありなのかと思ったくらいです(笑)。カラクリとしては、標準設備を最小限にとどめ、必要なものは各自オプションで付け加える形にすることで、リーズナブルに販売していたようです。我が家はいくつかオプションを利用しましたが、様々な制度を利用してサービスで設置してもらうことができました。
免震構造という点も、気に入ったポイントです。前居は地震の度に大きく揺れて心配だったのですが、新居では東日本大震災が起きた時もあまり揺れずホッとしました。
最終的には、営業担当者の人柄で決断した気がします。営業らしからぬ無口な方なのですが(笑)、手書きのお手紙をくださったんです。実は相模原市内にオール電化の物件があり、そちらと迷っていたのですが、2つのマンションのメリット・デメリットをまとめてくださったんです。「私はガスの直火で焼いた魚が好きです」と添えられた一言が人柄を表しているようで、とても印象に残っています(笑)。

自宅マンションを売却し、買い替えを選択したSさんの【後編】はこちら>> 

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